クラウドソーシング「ランサーズ」 進撃の巨人 8巻(ネタバレあり) こみっくレビュー(漫画感想口コミサイト)
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進撃の巨人 8巻(ネタバレあり)


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<公式レビュー>

 9巻に表記なし


<みっくレビュー>


 ●感想

 女型の正体がアニだと分かった今でも、私はアニを憎む事ができません。
 登場場面の節々に人類への優しさというものが感じられましたし、自分では自分は弱い人間だと言っているからです。
 殺戮が大好きで、今回の一連の攻撃をしたとは到底思えないです。
 そんなアニに攻撃命令ができる組織があり、それに従うしかなかったという事情があるんだと思うのです。

 謎は残るばかりですが、結晶化してくれてひどい目には遭わされずに個人的には良かったなと思ってしまいました。
 なんかヒロインっぽい人物が登場してない進撃の世界ですが、アニがそれっぽい位置になったのかな~って思います。


 ●今回巨人について分かったこと

 ・知性のある巨人(アニ)は、日光の当たらないところで巨人化できない。エレンはできたので、同じ知性のある巨人でもまた別物と考えるべきでしょうか?
  生まれつき巨人さんと後からなった巨人さんみたいな。

 ・壁の中には巨人がいる。人数や硬化の方法は明らかではない。

 ・日光を100年以上遮っても巨人は死なない


 ●負け惜しみではない・・・たぶん

 8巻最初の31話の最初のページで、「女型の巨人はアニだ!」って分かりました。
 いつもダラダラ書いてる割には気づくの遅すぎるって言われちゃいますね;;

 今考えればヒントは色々あったんだけど、確証が持てなかったのです。
 登場している人物で、104期で調査兵団以外って言ったらアニしか居ないですよね。
 戦闘シーンで、あのネコパンチみたいな構えとか足蹴って転ばせるとかやってくれたら決定打だったのに・・・
 そのクセさえも隠して戦ってエレンに勝ったなんてアニすごすぎです。

 作者様が敵も全て人間として1度は登場させているスタイルだと考えると、超大型巨人も鎧の巨人も、もう登場してるのかなぁ。
 正直言うと今のところ容疑者不明です両方とも・・・

 今回分かった事はアニのお父さんが巨人一味に増えただけですね。
 ですがアニのお父さんは兵士ではないようでしたので、今までの推察でいくと超大型巨人ではありません。
 余った枠でいくと鎧の巨人という事になりますが、アニに武術を教えたとなると、最初のウォール・マリアの壁壊しはタックルではなくキックで
 壊しそうなんですよね。
 私の勝手な先入観ですけど。


 ●アニ

 アニは思えば殺しを最低限にしようとしていました。
 絶対自分を殺しそうにないアルミンを見逃したり、ジャンとライナーを執拗に狙うような事はしませんでした。
 今回の逃走でも無関係な住民を殺してしまって驚いているように見えました。
 自分に敵意や脅威になる人間だけを殺していたと思います。
 目的のエレンを捕獲後は逃げに徹していました。
 あの強さなら調査兵団の部隊を全滅もさせられただろうにと思います。

 また、憲兵団の仲間に話をした時「そうやって流されるような弱いヤツでも人間だと思われたい」と言っていましたが、巨人側の仲間から今回のような作戦を
 任されて、本心ではやりたくなかったけど断り切れずにやって、でもやっぱり人間でありたいという経緯でもあったのでしょうか。

 ちょっと前になりますが、4巻でトロスト区の死体処理の時に死者に向かってごめんなさいと言っていました。
 自分が巨人化して殺したわけでもないのに、やっぱり優しいんじゃないでしょうか。


 ●被検体巨人殺しの犯人

 当初、犯人は2人居たという風に言われていましたが、今回ではアニが2体殺したかかのように書かれています。
 でも2人だったとしてもアニと同じようにすれば検査を逃れられるので、あの場に居た全ての兵士が怪しいとしか言えなくて敵の仲間探しの上ではなんの
 ヒントにもならないんですけれどね。

 ただ、アニがマルコを殺して立体機動装置を奪ったというのは考えにくいです。
 そのへんで死んでいる兵士のはたくさんありましたし、アニは同期殺しはしません。

 もし殺したとしたらやむを得ない事情があったか、逆に何らかの形でマルコの死に様・死体を見つけてしまい、どうせ使うなら仲間だった奴のをと思って持って
 いたという優しささえあるとも思えてしまいます。


 ●エレンを逃がす計画

 アニがエレンを逃がす計画に乗ったのは、アルミンに悪い人だと言われたくないからのように表現してありますが、罠だと半分分かっていながらもエレンが
 殺されるのは阻止しないといけないと自分達の目的を思い出したからでしょう。
 前回、エレンを取り返されて泣くほど悲しかったんですもんね。
 壁を壊すよりエレンを優先させるのは今だに謎ですが、敵にとってはエレンはかなり重要人物のようです。
 あ、なんだかアニ優しいって言ってばっかりいたら、あの涙も悔し涙じゃなくて任務に失敗したのに人をたくさん殺しすぎてしまった後悔の涙にも
 見えてきました。

 戦士になり損ねたという言葉がとても気にかかります。
 アニの心は巨人と人間との間で揺れ動いていたのではないのかなと思います。

 指輪はどこから出てきたのかな~と過去の巻を見てみましたが、普段つけてるようなそれらしき絵は見当たらず・・・
 特別に警戒されちゃってたんですね。


 ●6巻アルミン奇行の訳

 6巻でアルミンが女型の巨人を前にして頭を打っておかしな事を言っていたと思います。
 あれは実は高度な作戦だということがアニが女型の巨人だと判明した後になって理解できました。

 全文は「ジャン!!仇をとってくれ!!右翼側で本当に死に急いでしまった死に急ぎ野郎の仇だ!!そいつに殺された!!僕の親友をこいつが踏み潰したんだ!!
 足の裏にこびりついてるのを見た!!」です。

 まず、女型の巨人(敵)をマルコの立体駆動装置からアニだとすでに疑っていて、その場でアニに自分の名前を呼ばれた事で正体をほぼ特定してたんだと
 思います。
 そして2度も殺されなかった事から104期の仲間はできるだけ殺したくないという気持ちも分かっていたのだと思います。

 その上でまず「ジャン」と呼びかける事で、アニに「それも同期だ。殺すんじゃない。」と伝え、「右翼側」と言う事でエレンは右翼側に居ると勘違いさせたまま
 にして右翼側を荒らすように仕向けました。
 さらに「死に急ぎ野郎、僕の親友」=エレンという同期にしか分からない言葉を使ってエレンはもう死んだと騙し、できる事なら諦めて帰るよう仕向けたの
 です。

 ですがその作戦も何故か失敗し、エレンを目指して走るアニを見て「なぜ?」と思ったわけです。

 この時の状況から、私はライナーが怪しいと思いました。
 握りつぶされそうになった時、女型の巨人の耳元近くに居たのでそこで何か伝えたのではないでしょうか?
 作戦企画紙とエレンが違う場所に居るかもしれないというメッセージを残したのかもしれません。

 アルミンは短時間で本当に頭の回る子ですね。
 この時点でライナーかジャンを疑っても良さそうな察しの良さですが、馬が足りないので誰か1人置いていかないといけない時に2人にメッセージを託そうと
 した事から、そこまでは至らなかったようです。

 ライナーはこの後の話で壁が破られた時には見張られてたので巨人ではないとしても諜報員である可能性があると思います。


 ●待機させられていた104期メンバー

 今回、私服で待機させられていた104期調査兵団ですがメンバー全員が監視されているように見えますが、アニ捕獲作戦のために出ていたエレン、ミカサ、
 アルミン、ジャンが居ません。

 囮になっているエレン、アニを突き止めたアルミンまではいいとします。
 前回エレンを救出し、周りから見てエレンに異常なまでに執着するミカサはエルヴィン団長が味方だと判断したのでしょうか。
 読者側からしたらミカサが敵なんてありえないという話ですが、物語の中で誰が敵で誰が味方か分からない状態でミカサをシロとするのは慎重さに欠ける
 と思います。
 それに加えてジャンが残されるのって違和感がありませんか?
 ジャンがマルコの件をきっかけに変わったというのを私達は知っていますが、普通に見れば憲兵団を志望していたのに調査兵団に変更したという点では
 怪しいはずです。

 この事からこの区分けは先日の壁外調査でエレンは右翼側と知らされていた調査兵団メンバーとその他兵団メンバーが集められているのではないかと
 推測しました。
 ジャンは左翼と聞いていた側なので監視を免れたと。
 右翼側だけ主要メンバーが多すぎる気がするんですけどね・・・でも104期の調査兵団入りは21名だったらしいしありえない事もないですね。
 念のため中央部と知らされていた人も含めたのでしょうか。

 そうなるとさっき怪しいと言ったライナー、さらには同郷の友人のベルトルトも怪しくなってきます。
 2人が配られた作戦企画紙を照らし合わせて内容が全く同じだった確率は非常に低いと思うので何とも言えないですが、エルヴィン団長がそれをも想定して
 企画紙を配っていればこの作戦はバレる事はないです。
 どうだったかはもう本人にでも聞いてみないと分かりませんね。


 ●アニとライナーの接点、時々ベルトルト

 諜報員としてライナーを疑いつつ、1巻から2人の接点を調べなおしてみました。

 2巻 もう助からないかもしれないという状況で アニ「ライナーどうする?」ラ「まだだ・・・やるなら集まってからだ」(「巨人化しようか?」「まとめてから殺した
    ほうがいい」とも取れます)

 2巻 巨人討伐成功後に ライナー「危なかったなアニ・・・怪我をしなくてよかったぜ本当に」(大怪我でもして体が再生している所を見られなくて良かった
    と?)

 2巻 巨人化したエレンがピンチで助けるか議論している時に ライナー「とりあえず延命させよう!」アニ「たとえばあの巨人が味方になる可能性があると
    したらどう?」(理由は分からないがすでにエレンを知性のある巨人と理解し助けようとしている?)

 3巻 エレンへの砲撃または巨人の蒸気に対してライナーとアニが反応して人より先に様子を見に行っている

 4巻 ライナーが兵士とは何かをエレンに説いた後、アニにつっかかるところ。(アニの事を巨人側で人類殲滅作戦を実行する戦士(兵士)と紹介されたか
    なにかしたが、精進に不真面目なのが気に入らなかった?もともとの知り合いではなさそうです。)

 4巻 アニが死者に対して「ごめんなさい・・・」と言っている場面。ライナーは「謝っても仕方ないぞ」と言い、それを黙って見守るベルトルト。マルコの立体機動
    装置を回収したのはこの時だとしたら3人+誰か分からない104期1人も仲間。


 このくらいしかなかったのですが、2巻は疑った見かたをすれば怪しいといえば怪しいです。
 人間時と巨人時の顔が似てるなら、鎧の巨人と似てますけどね。
 でも監視されてる時に壁を破られたのでこれは却下だろうし。
 ベルトルトは出番もセリフも少ないしこれでは全然分かりませんね・・・


 ●壁の中に居た巨人

 壁が損傷によって剥がれ、中に巨人がいるシーンは衝撃的でしたね。
 しかも生きてるという・・・

 まず注目すべきは顔の大きさから推測して50m級の巨人だという事です。
 巨人は超大型巨人を除いて、基本的には15m程までのはずです。
 そして100年以上もの間、日光を完全に遮断しても生きていたという事です。

 ニック司祭の「あの巨人に日光を当てるな」という言葉から、弱っていて日光により元気を取り戻したら壁から出てきてしまうような雰囲気でした。

 あの巨人は、今までの巨人とはまた定義が違う巨人だと思われます。
 いくら硬化能力で壁を作ったとしても、アニや鎧の巨人のように「体の一部」を硬化させるのはおそらく熟練度によって可能ですが、あのような「壁型」に
 硬化させるのはどれほど熟練すればできるのでしょうか?
 アニも自分の本体を水晶体で覆っていましたがやっぱり形は自然な丸い感じでした。
 だから「人を食べる」ではなくて「壁を作る」という目的のもとに生み出された巨人ではないかと思います。
 大きさも規格外ですしね。

 そして硬化の範囲がどれ程まで及ぶかは分かりませんが、1体で前回推測した壁の長さ、約千kmの長さの硬化というのは難しいのではないでしょうか?
 できたとしても壁は独立して3重にあるわけですから、少なくとも3体のそういう巨人が居る事になります。
 本当に自分の周囲しか硬化できないならばハンジの言うように壁の中に巨人がぎっしりという事になり、ちょっとしたホラー状態です。

 壁の継ぎ目がない事はニック司祭の教会で信者が腕を組むポーズで祈っていましたが、もしかしてああやって巨人が腕を組んで硬化すれば継ぎ目がなく
 なるとかそういう事かな~って思いました。
 それに由来して信者がああいうポーズで祈ったりするようになったとか。
 とりあえず巨人が壁の中にぎっしり腕を組んで祈っているポーズの怖い絵くださいw
 祈りの手がハートマークを作っていたらさらに猟奇的で良いと思います。

 エレンのように人間だったのに途中から巨人になって、人柱になった人々が居るのかとも考えられますが、エレンの制御できてなかったりまだ硬化も
 できない様子を見ると、初心者でいきなりあんな壁を作ったとは考えにくいです。

 何にせよ、壁の宗教団体+王政という第2勢力が現れたという事は間違いありません。
 アニ達の勢力と繋がっていれば、アニは壁にダメージを与えるような事はしなかったと思うからです。
 そして敵と言えるかどうかはまだ分かりません。
 壁の中が全て巨人と皆に伝われば、パニックになるし、悪用して人類を滅ぼす事もできますしね。


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テーマ:進撃の巨人 - ジャンル:アニメ・コミック

コメント

アニが結晶化したのはエレンの力のように思います。
女型の巨人からアニが引きずり出されるシーンで、巨人化しているエレンが手を差し伸べてアニを結晶化させているように見えました。
しかし敵であるアニを結晶化させる理由が分かりませんけどね・・。巨人の秘密について尋問したほうが人類のためですから。
エレン本人が無意識にやったのではないか、と推測しています。

信者が腕を組んで祈りを捧げているのを、壁の中の巨人も同様にやっているのでは、というのは面白いですね。
ありえると思います。
しかしもし腕を組んで壁を作るとしたら、円ができるまでには何人の大型巨人が必要になるのでしょうか。
100人?200人?
もしそれらが一斉に動き出す時が来るとしたら、進撃の巨人のストーリーはすさまじいクライマックスがあるのやもしれませんね。

>くまのさん

アニの結晶化はエレンの力!
そういう見かたはできていませんでした・・・斬新な考察ですね♪
絵も確かにそう見えます。
これからを思うと不憫に思って、またアニの涙に反応して能力が発動したんですね。
ではあの結晶が解けるときはエレンと再び会ったときというのが有力ですね~☆

壁が一瞬で全部巨人に・・・というのは見てみたいシーンではありますが「きっかけ」がどうしても見つからなかったんですよね。
壁になって決められた時間が経つとそれが解けるとかだったら、やっぱりキリ良く100年とかでしょうし、現在は壁ができてから107年経っていると言われているので3年後の110年でもなんだか区切りとしては微妙な気が・・・
1年後の108といえば除夜の鐘ですが、ここだけ日本文化を持ってくるのは違和感が><。

となると壁の秘密を知る誰かの合図でってことになるんですよね~そんな恐ろしい事をしようとしてる人がいるとは;;

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